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お風呂場

バスボードの利用方法と選び方って?

入浴時の危険を軽減させることができる「バスボード」

浴室は家の中でも事故が発生しやすい危険な場所です。
介護を受ける人にとっては、入浴は快適な生活中の楽しみであると同時に、非常に体力を使う大変な作業であります。

在宅介護をする場合にはできるだけ早めにバリアフリー化工事をしておくことが勧められますが、完全にバリアフリー工事をすることができない家庭であっても、便利な介護用品を使うことで代替することができます。

入浴時に浴槽に体を沈める時に非常に便利な用具となるのが「バスボード」です。
バスボードとは浴槽の縁に固定して使う蓋型の腰掛けを作る製品で、洗い場から浴槽に移動するときの動作を大幅に軽減してくれます。

バスボード製品の中で最も有名なのが「マキライフテック 浴槽ボード」という製品です。
こちらは長さ74cmの板状の製品となっており、44~68cmまでの幅の浴槽に取り付けをすることができます。

使い方はちょうど浴槽の端に蓋をするようにして乗せて、滑らないようにしっかり固定をします。
次に浴槽の脇に浴槽の高さと同じくらいの椅子を置いてそこに介護者を座らせます。

椅子に座った状態でまず片足を浴槽の中に入れて、そのまま腰をずらして同じ高さに設置されているバスボードに腰掛けます。

両足を浴槽に入れた時にはちょうどバスボードに腰掛けて足湯をしている状態になりますので、そのままゆっくり体を前にずらして体全体をお湯の中に入れます。

高齢者にとっては浴槽に入るために足を高く上げるということが非常に大変な作業になりますので、ほとんど体勢を変えることなくゆっくり浴槽に体を入れられるバスボードはとても便利です。

介護保険の対象となる製品もあります

バスボードは自費で購入をするときには8,000円近くの金額がかかってしまいます。
回転式など更に多機能なものになるとより高い費用がかかるため、使用をする時には介護保険を使用するのが便利です。

バスボードは厚生労働省の告示により「入浴補助用具」と指定されてます。
ただし指定を受けるためにはバスボードの中にも規格が厳しく設けられていますので、購入やレンタルをする場合には保険範囲内の製品かということを調べておいた方がよいでしょう。

介護保険の適用を受ける場合も、あらかじめ介護認定を受けていないと使用できないようになっているので、これから購入やレンタルをしようとする製品が該当するかどうかはケアマネージャーさんに相談しながら決めてください。

バスボードがない場合には、洗い場に置いた椅子から片足ずつ浴槽のヘリに体を乗せながら移動することになるため足元が滑りやすく、ちょっとした油断で溺れてしまう可能性があります。