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「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ」をご紹介

実際の介護の現場の問題がわかる便利な書籍

「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ」は、「親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと」の作者でもあるNPO法人パオッコの代表太田差惠子氏による書籍です。

NPO法人パオッコは20年以上前より遠距離介護に関する支援を行ってきた団体で、現場経験をそのまま伝える書籍の内容には介護関係者からも高い評価があります。

「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ」では、より具体的に入所をすることが決まった場合の準備について記載をされており、高齢者施設の選び方や申込み方法についてわかりやすく示してくれています。

親が病気になって入院をしてしまった場合や、これから自力では生活が難しくなるという事態に直面したとき、この「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ」は強い味方になるでしょう。

これまで在宅介護で頑張ってきたけれども家庭事情により入所を考えなくてはいけなくなった場合に、どういった施設であれば安心して任せることができるかといったこともアドバイスしています。

中でも注目なのが「子が親の施設選びをするための11か条」で、ただ制度面だけで選んでしまいがちな施設選びに関し、実際の現場目線からの説明をしてくれているので非常にためになる項目です。

なお2017年2月には太田差惠子氏は「親の介護で自滅しない選択」といった書籍も出されているので、そちらも合わせて読むと経済面を考えながら適切な介護をしていく方法を学ぶことができます。

施設介護は在宅介護よりも「かわいそう」なのか

介護に関する考え方は、ここ数十年の間にかなり大きく変わってきました。
昭和初期までの価値観では、親の介護は嫁がするものとされてきましたが、現在では子供の配偶者に介護をしてもらいたいと積極的に考える高齢者は少なくなってきています。

むしろ「子供に迷惑をかけたくない」と考える高齢者が増えてきており、それが過剰になりすぎるあまり高齢者の孤立や孤独といった問題が発生しているのです。

自力で生活できなくなった高齢者を施設に入れるというと「冷たい」「かわいそう」といった意見を言う人もおり、国や自治体がいくら制度を整えても心理面の抵抗感により利用をしない人がいるという問題があります。

高齢者自身も「施設なんかに入りたくない」と頑なに拒否をするケースがあり、そのあたりの意識のズレが家族総倒れの危険性につながっているのでしょう。

しかし「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れ」では、施設を利用するということが高齢者にとってどのようなものかを現実的に示してくれていますので、説得をする場合にはどういったことを確認すべきかや、どこに妥協をすべきかということを的確に教えてくれます。