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「おやつ」を楽しんでもらおう

おやつの目的、注意点

おやつは子供だけでなく、大人にとっても毎日の楽しみの一つですよね。
お昼ご飯から夕ご飯までの間のちょっと小腹の空く時間帯に少量の甘いものを食べると頭がすっきりし、夕方にかけての時間帯をすごしやすくなります。

高齢者の場合、毎日の食事に対しても消極的になってしまうこともありますので、おやつといってもそれほど気持ちが惹かれないということもあるかもしれません。
逆に普通の食事はあまり食べないけれども柔らかくて甘いお菓子ならどんどん食べられる、というような偏食の原因になってしまっていることもあります。

高齢者に対してのおやつでは、楽しく美味しく食べるということがまず一番の目的になります。
高齢になると胃腸が弱くなることから、あまり多くのものが食べられなくなってしまうので、そこから生きる気力を失ってしまうケースがあるからです。

そこでせめて毎日楽しくおやつを食べることができるということになれば、そこから日々の楽しみを見つけることもできます。
特に高齢者施設などではおやつの時間は他の入所者が集まり、一緒におしゃべりなどをしながら食べることもできますので、ある意味「レクリエーション」とすることもあるでしょう。

ただし、先にも述べたようにおやつの量が多くなりすぎてしまうと他の食事の量が減り、栄養が偏ってしまいます。
高齢者のおやつは糖分が多くなりすぎないように、また喉の詰まりが起こらないように気をつけて提供をするようにしましょう。

おやつのバリエーションについて

高齢者向けのおやつといっても、介護食のように特別なメニューを用意するというわけではありません。
ただ、高齢者は固いものや飲み込むときに苦労をするものはあまり好まれませんので、その点だけ気をつけて種類を選ぶようにしていきます。

高齢者向けのおやつとして人気があるのがヨーグルトやゼリー、果物といったものです。
高齢者は体内に水分量が少なく、また体内に水分を留めておく力が弱くなっているので、おやつの時には水分を一緒に摂取できるようにするのがおすすめです。

ゼリーやジュースといったものも適度に甘く、おいしく食べられるおすすめの食材になっています。
夏場など脱水が疑われている場合にはスポーツドリングを多めに飲むようにするとよいでしょう。

飲み込みに問題がある高齢者なら、とろみをつけてあげたり市販されているゼリータイプのものを使うと食べやすくなります。

また、夜中に何度もトイレで目が覚めてしまう高齢者はたんぱく質不足が疑われます。
その場合はおやつは昼間だけでなく寝る前に食べるようにして、温かいココアやホットミルク、おしるこや甘酒といったようなものを摂取すると寝付きがよくなります。