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ミキサー

ミキサー食、きざみ食のメリットとデメリットとは?

咀嚼に問題がある人のための工夫

高齢者にとって大きな悩みにとなるのは「噛めない」ことと「飲み込めない」ことです。
特に歯がほとんどなくなってしまっている人などは、せっかく大好きな食べ物があっても自力で噛むことができずに食べられないという状態ができてしまいます。

そこで歯に負担をかけずに食事ができるよう「きざみ食」や「ミキサー食」といった方法をとることになります。

歯や歯茎、口腔内の炎症など何らかの問題がある人にとっては、硬さのある食品が口の中に入ることで強い痛みを感じることなるので、極力硬さを感じない柔らかい状態の食品を用意してあげることが必要です。

咀嚼がつらい人のための方法として、柔らかく調理した食材をさらにすりつぶしたり細かく切ったりします。

ただ細かく切っただけでは口の中で塊になってしまうため食事をこぼしやすく、歯に挟まって虫歯の原因になってしまうことがあります。

かなり咀嚼力が落ちてしまっている人に対しては切るだけでなくすり鉢で潰すかミキサーにかけるという方法がおすすめです。

一方ですりつぶしやミキサーにかけてしまうと食べ物が完全に原型を留めないくらいに変化をしてしまうので、何を食べているかがわからず食事自体がただの作業になってしまいます。

料理の美味しさは見た目も大きく関わってきますので、ただ実用面ばかりを気にするのではなく「おいしそう」と感じてもらえる工夫をしていくことが必要です。

市販のサービスを使って食事を楽しく

きざみ食やミキサー食の最大のメリットは、咀嚼や嚥下に障害のある人にとって事故が起こりにくい食事にできるということです。

しかしあまりにも食事全体がそればかりになってしまうと、食欲がなくなり次第に食べるということに喜びを感じない状態になっていってしまいます。

ですのできざみ食やミキサー食をつくる場合には、食卓全部がそうしたペーストやゼリーばかりにならないよう、レパートリーを工夫しながら見た目に気を使うようにしていくことが大切になります。

とはいえ、介護を担当する人も一日中料理ばかりにかかりきりになるわけにいきませんので、時間のかかる煮込みや形成までは手が回りません。

そこでおすすめなのが、便利な高齢者用の食品配達サービスです。
宅配弁当サービスは現在かなりの数の業者が参入していますが、その中には介護が必要な人のための特別食も多く見かけられます。

業者の作る高齢者向けメニューはやわらかさと形成の両方にこだわりがあり、見た目はほとんど普通のお弁当と変わらないというものもよくあります。

毎日取るのが金銭的に難しいという場合も、週に一回など決まった日に食べる約束をしておくことで、その日を楽しみにしてくれるようになるかもしれません。